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白ナマズと海袋

今月のグラス2Hオークションに、私はトンボ玉作品「バイカモの陰で(月夜の白鯰)」とガラス作品「潮のまにまに -雫型-」を出品しています。入札日は明日(23日)です〜。

一点ずつ紹介しますね。

まずは「バイカモの陰で(月夜の白鯰)」。

月明かりに照らされた夜の清流。
さらさら揺れるバイカモの間をゆったり泳ぐ白いナマズ。

2017年にCo展企画「境界おかわり」で制作した「バイカモの陰で」のバリエーション作品の一つ “月夜の白鯰” を久々に作ってみました。
白鯰の作品自体は2016年の境界に出したものが初出です(こっちは緑の背景でした)。
以前、旧ブログで「白鯰玉は今後もごく稀に制作しようかと思ってます」って書いたんですがそれから全然作ってなくて…今回ようやくの再登場となりました。
「境界おかわり」では背景デザインの異なる数タイプの白鯰玉を作りましたが、今後はこの月夜バージョンでデザインを固定するつもりです。底の見えない暗い川・モノクロームの景色・青い色味などなど、月夜バージョンは通常の鯰玉と並べたときに一番対比が面白い作品だと思いますので。

本品にはいつもの紙製標本箱が付属します。


生物記録系トンボ玉作品・自然環境シリーズ(淡水域)
製作時期:2018年7月
サイズ:27mm x 28mm、穴の直径:3mm
材質:鉛ガラスに一部ソーダガラスを使用(佐竹ガラス)


次は「潮のまにまに -雫型-」。

流れに身を任せて海中を漂うミズクラゲ(4個体)とアカクラゲ(1個体)。海面には流れ藻のホンダラワ類が浮かんでいます。
本州の港などで海を覗くとよく目にする光景を再現した作品。

この海モチーフの雫型作品は通称「海袋」。海の一部をつまみ上げて取り出したイメージです。ペンダントにして常に海を持ち歩くってのもいいと思います。

専用の展示台を制作しました。

突然、この作品を釣り針に掛けて飾ってみたくなったので急遽作ってみました。やっぱり相性バッチリで良いじゃないですか。釣り針は釣具屋で入手した実物で、針先と返しの先端を削り落として樹脂でコーティングしています(作品を傷つけないように)。支柱の一部に巻いてある紐はガラス作品が揺れてぶつかっても傷つかないようにクッションとして付けたものですが、デザイン上のアクセントとしてもいい感じ。
釣り針の上部にはボールベアリング入りのヨリモドシ(これも釣り用具)を付けていますので、無駄によく回転します(ホントは好きな向きで飾れるように付けた部品です…)。

この専用の展示台は作品に付属します。

本品を出品した後に、作品の穴の近くの表面に非常に小さなキズのようなヒビのようなものが見つかりましたので、念のため研磨してしっかり修正しました。修正前と作品の形状は見た感じほぼ変わっていないと思います(上の写真は修正後のもの)。

万が一、私の作品をご購入いただいた後にいつの間にかヒビが入ったりパカっと割れたりしてしまった場合は無償で修理・交換などの対応をいたしますのでご心配なく〜(球体に近い形のガラス作品は特に丈夫ですので、そんなに割れやすいものじゃありませんよ)。


ガラス造形作品
制作時期:2018年7月
サイズ:43mm x 28mm x 23mm、穴の直径:約4.5mm
材質:鉛ガラスに一部ソーダガラスを使用(佐竹ガラス)


これらの作品の入札日は7月23日(月)です。この記事のアップ後すぐに入札開始です…ギリギリですみません。
入札終了時刻は「バイカモの陰で(月夜の白鯰)」が21:30、「潮のまにまに -雫型-」が21:50です(自動延長あり)。
今回もどうぞよろしくお願いいたします!