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夏の礁池・魚石ノ水石..Glass2H

明日(11月22日・ 月)は月に一度のGlass2Hオークションの開催日(入札日)です。

今回僕が出品しているガラス作品2点を以下に紹介します。

 

「夏の礁池」2021

沖縄の礁池(=珊瑚礁の内側に広がる池のような浅い海域)の風景を再現したトンボ玉。

片面の”サンゴ群落”にはトゲサンゴやカメノコキクメイシ、クサビライシ、ルリスズメダイ、反対面の”海草藻場”ではリュウキュウスガモ(海草)の繁茂する砂地にハブクラゲやウデフリクモヒトデがガラスで表現されています。
礁池ではサンゴ群落と海草藻場が混在する複雑な環境が高い生物多様性を生み出しています。

全体的に良い出来だと思っているのですが、一点残念な部分がありトゲサンゴ(枝サンゴ)が一つ地面から浮いてしまっています(上の写真の右側)。
もし気になる方は入札をお控えくださいませ。

本品には展示/収納兼用の木製標本箱が付属します。
この玉はオークション専用の特別品ではなく過去に複数制作しているものと同じデザインの通常版になります(とは言っても制作数自体が少ない作品です)。

 
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生物記録系トンボ玉作品 自然環境シリーズ(海水域)
制作時期:2021年11月
大きさ:27.5mm x 28mm  穴の直径:3mm
材質:鉛ガラスに一部ソーダガラス(佐竹ガラス)
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「魚石ノ水石」2021

中に魚が棲んでいるという不思議な石「魚石」がモチーフの作品。
不定形の石を形成する魚種sp. G の魚石です。


この「魚石ノ水石」は 魚の鑑賞が主目的の魚石に、石自体の姿を愛でる水石(すいせき)としての趣を加えた作品です(水石は自然石の姿を景色などに見立てて鑑賞する日本の伝統文化)。

水石の中でも「溜まり石」に類する形状で、岩の凹みに溜まった水を模した透明窓が設けられています。山に囲まれた湖に見立てたり、自由に景色を想像しながら愛でていただければと思います。

本品には展示/収納兼用の木製標本箱が付属します。

 


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空想系ガラス造形作品・魚石シリーズ
制作時期:2021年11月
大きさ:38mm x 34mm x 17mm程度
材質:鉛ガラスに一部ソーダガラス(佐竹ガラス)
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明日(2021年11月22日・月)開催のグラス2Hオークション、
これらのガラス作品2点の入札終了時刻は
・「夏の礁池」….21:20
・「魚石ノ水石」…. 21:35
です(どちらも自動延長あり)。

また、グラスタウンからはCo展企画として制作した僕の作品「アルマカリス ヘキサプテルス」が1点出品されています。こちらの作品の入札終了時刻は22:30です。

今回のオークションもどうぞよろしくお願いいたします。

→ Glass 2H

Co展企画作品「アルマカリス ヘキサプテルス」についてはこちらをご覧ください↓

化硝研究所企画作品004番