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新作「金魚鉢」&イカ玉…Glass2H

こちら沖縄も梅雨が明けていよいよ夏本番です…(汗)
そんなタイミングで夏らしくも涼やかな新作が完成しました。

ガラス造形作品「金魚鉢」
2024

毎年夏に1点だけ制作している「金魚玉」の派生作品。
焼き物の金魚鉢の中に二匹の金魚たちが優雅に泳いでいるデザインになってます。

この作品の金魚はランチュウに似た謎の品種。水草はマツモをモデルにしています。
金魚鉢の内部にはコケ(藻類)やら糞らしき沈殿物も見えます。

磁器っぽく見える金魚鉢ももちろんガラスでできていて、細かな染付風の絵柄もムリーニ(ガラスの小さな模様パーツ)で表現しました。

直径3cmにも満たない細密な金魚鉢、狙い通りなかなか可愛くできたと思います。

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ガラス造形作品
制作時期:2024年6月
大きさ:28.5mm x 28.5mm x 20.5mm
材質:鉛ガラスに一部ソーダガラス(佐竹ガラス)
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この作品は6月22日開催のGlass2Hオークションに出品しています。
展示・収納兼用の木製標本箱が付属。
ご注意:この作品の鉢部分の表面には多少のヨゴレと数点のピンホールがあります。長時間の制作作業によりどうしても出てしまうものですが、気にされる方はご入札をお控えくださいませ。

    
ちなみにトンボ玉作品「金魚玉」の方もしっかり制作するつもりで、来月(7月)のオークションに出品しようと思っています(金魚玉は毎年夏に1点制作すると公言していますので)。


そしてもう1点、今月のGlass2Hオークションに出品している作品を紹介しますね。

トンボ玉作品「クワイカの潮」
2024

沖縄のサンゴ礁に住む「クワイカ」と呼ばれる小型のアオリイカがモチーフの作品。

「クワイカの潮」は2022年に新作として発表した作品で、2023年には背景が暗い夜バージョンのものを1点制作しましたがこの2024年版はまた第一作目とほぼ同じデザインです。

片面がサンゴ礁を泳いでいるクワイカ、反対面は潮の引いた礁池内で小魚(ロクセンスズメダイ)を捕食している場面。
僕が沖縄の海で見たクワイカの光景をそのままガラスに記録しています。

作品の構成種は、クワイカ、ロクセンスズメダイ、ミドリイシの仲間(樹状サンゴ)、カメノコキクメイシの仲間(塊状サンゴ)、カイメンソウ(海藻)。

この作品には展示・収納兼用の木製標本箱が付属します。

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生物記録系トンボ玉作品 自然環境シリーズ(海水域)
制作時期:2024年6月
大きさ:26.5mm x 27mm、軸穴の直径:3mm
材質:鉛ガラスに一部ソーダガラス(佐竹ガラス)
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これらの作品は2024年6月22日(土)開催のグラス2Hオークションに出品中です。
各作品の入札終了時刻は
・「クワイカの潮」・・・21:30
・「金魚鉢」・・・・・・22:00
となっています(どちらも自動延長あり)。
大切にしてくださる方がいらっしゃいましたらどうぞよろしくお願いいたします!

Glass 2H