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「アバロン」2025

今年最初に制作したガラス作品を紹介しますね。
1月22日(水)開催のGlass2Hオークションに出品した作品です。


ガラス作品「アバロン」
Jan. 2025


海で拾ったモノの中に海の記憶の光景が映る「あの海を想う」シリーズのガラス作品です。
アバロン(Abalone)はミミガイ科のアワビ類の総称。
この作品は沖縄の海岸で拾った小さなアワビの仲間の貝殻(Haliotis ovina?)と、この時期の夜の海でよく出会うオオマルモンダコがモチーフ。

貝殻の中に見えるのはサンゴ礁に住む小さなオオマルモンダコとルリスズメダイたち。
沖縄に生息するオオマルモンダコは猛毒を持つヒョウモンダコの仲間で、興奮すると黄色い体に鮮やかな青いリング模様を見せつけてきます(作品の個体はその状態を再現しています)。

「アバロン」を最初に創ったのは2023年の1月で、今回ちょうど2年ぶりに2点目を制作しました。
アワビもタコも縁起物とされてますので(鮑は熨斗、蛸は魔除けや多幸として)、なんとなく新年の1月に創りたくなりまして…。

本品には専用の木製標本箱が付属します。

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ガラス造形作品・あの海を想うシリーズ
制作時期:2025年1月
サイズ:34mm x 26mm x 15mm
材質:主に鉛ガラス、一部にソーダガラス(佐竹ガラス)
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この作品は明日(2025年1月22日・水)開催のグラス2Hオークションに出品中です。
本品の入札終了予定時刻は 21:25 です(自動延長あり)。
2025年最初のオークションもどうぞよろしくお願いいたします!

Glass 2H