現在山口県のきらら浜自然観察公園で開催中の企画展
「ガラスの中の生き物たち-増永元作品展-」
僕も初日だけ在廊してきましたので会場の様子を紹介しますね。
きらら浜自然観察公園の方から企画展のお話をいただき、この度山口で初めて作品を展示させていただくことになりました。
会場のきらら浜自然観察公園ビジターセンターは周囲に何も建物が無いところにポツンとあるので、基本的に車でお越しいただく施設になります。自然に囲まれててとてもいい雰囲気の場所でした。
ここは自然観察を目的とした施設でアートギャラリーではありませんので、作品の展示スペースは非常に簡素な作りです。凝った空間演出という方向の展示ではなく、シンプルに自然観察のための空間で僕の作品の中の生き物たちも観察してもらうっていう見せ方。
これまでの個展でも何度も展示しているおなじみの作品が中心になりますが、カメフジツボ、オニフジツボ、マイクロアトールは今回が初展示になります。
今回の展示では作品ごとに拡大写真が添えてあるので実物と見比べて細部までじっくり見てもらえると嬉しいです。
作品数は26点(複数の作品を一つの展示台にまとめているものもあるのでガラス作品自体は35点)。
作品に触れることはできませんが、写真撮影はOKとなっています。
開催初日には多くの方が作品を見に来てくださいました。大変ありがたいです。
(初日に僕に会いに来てくださった皆さま、ありがとうございました!たくさんお話できて楽しかったです)
大きな窓が並んだ会場からは鳥たちがたくさんやってくる水場(干潟)の素敵な景色が一望できて、窓辺に設置された望遠鏡で鳥たちをじっくり観察できるようになってます。
この企画展「ガラスの中の生き物たち-増永元作品展-」は3月9日まで開催しています。
なお、現在東京(ホテル雅叙園東京さん)で開催中の企画展「ミニチュア×百段階段」も3月9日までの開催となってます。
2つの企画展の会期が完全に重なってしまったので準備がとても大変でした(汗)。
山口の展示では実在種をモチーフにした作品に絞って展示しているのに対し、東京の百段階段の展示では空想系作品(魚石やアマビヱさまなど)も展示しています。
*どちらの企画展も作品の販売はありません。何卒ご了承くださいませ。
久しぶりの作品展ですので、多くの方々に作品の実物を見てもらえたら嬉しいです!