Blog 
 *当ブログの写真はクリックすると拡大表示されます〜。

苔石&潮だまり…Glass2H

今月制作したガラス作品たちを紹介します。
5月23日(金)開催のGlass2Hオークションに出品している作品です。

まず1点目

「苔石」2025

森で見つけた苔石の、その溜り水の中に見えるのはシリケンイモリたちの日常の光景….そんな作品です。

「苔石」は2023年に制作して以来これが2点目ですが、前作はイモリ2匹の求愛シーンを再現したもの、今作は初めて上下2層にイモリを配置して水場の奥行き感を表現したものになってます。

この作品には展示/収納兼用の木製標本箱が付属します。

*******
制作時期:2025年5月
サイズ:32mm x 30mm x 18mm
材質:主に鉛ガラス、一部にソーダガラスを使用(佐竹ガラス)
*******


そして2点目

「潮だまり」2025

トンボ玉作品「一粒の潮だまり」のオークション用に制作した特別版で、2種のウミウシ(アオウミウシとシロウミウシ)が入っています。
この作品も制作するのは約2年ぶりです。
作品タイトルはシンプルに「潮だまり」に変更しました。

本州の潮だまりの光景を再現したトンボ玉で、中にはアオウミウシ、シロウミウシ、ケヤリムシの仲間、ニホンクモヒトデ、タテジマイソギンチャク、ミズクラゲなどが暮らしていて、表面の岩にはたくさんのシロスジフジツボが付着しています。
*これまで入っていた「イトマキヒトデの幼体」は造形が毎回不安定なため不採用としました。

展示・収納兼用の木製標本箱が付属します。

*******
生物記録系トンボ玉作品 自然環境シリーズ(海水域)
制作時期:2025年5月
大きさ:26.5mm x W26.5mm(フジツボ部分を除く)、軸穴の直径:3mm
材質:主に鉛ガラス、一部ソーダガラスを使用(佐竹ガラス)
*******


さらに今回のGlass2Hオークションには化硝研究所企画で制作した空想古生物復元モデル作品「アストロベルア セピオイデス」を3点出品しています。

この作品についてはこちらの記事をご覧くださいませ↓

化硝研究所企画作品007番

これらの作品が出品されているGlass2Hオークションの入札日は5月23日(金)です。

各作品の入札終了時刻は、
・「潮だまり」・・・21ː30
・「苔石」・・・21:45
・「アストロベルア セピオイデス」3点・・・22:15
となっています。
ではでは、今月のオークションもどうぞよろしくお願いいたします!
Glass2H