Blog 
 *当ブログの写真はクリックすると拡大表示されます〜。

浜辺の石ころ&海袋

6月21日(土)はGlass2Hオークションの開催日(入札日)です。
今月のオークションに出品した2点のガラス作品を以下に紹介しますね。
暑くなってきたので涼やかな海の作品たちを作りました。


「浜辺の石ころ」2025

海岸に転がっている小さな石ころがモチーフの「あの海を想うシリーズ」ガラス作品。

この石ころの中には多くの生き物たちが棲む沖縄のタイドプールの光景(海の記憶)が見えます。
僕がいつも夜磯遊びで観察しているちょっと深めのタイドプールがモデルです。

ルリスズメダイやロクセンスズメダイの幼魚、ゴンズイ、ゾウゲイロウミウシやウデフリクモヒトデ(腕のみ)など入がってます。

ゾウゲイロウミウシは今回初登場です(シンデレラウミウシに似てますが…)。

このお気に入りのタイドプールで出会ったゾウゲイロウミウシ↓
 

紅色のサンゴみたいなものは海藻(紅藻?)のつもりなのですが、様々な種類が生えてて種名もよくわからずで…ざっくりと種を特定せずに作りました。

小さなタイドプールを覗き込んでいるような賑やかな作品です。
多くの生き物をこのサイズに収めるため、かなり気合を入れて慎重に制作しました。

奥行きがあって中は暗めなので、上から光を当てて覗き込むように鑑賞してもらうと夜のタイドプールを観察してる雰囲気が楽しめると思います(笑)。

この作品には展示台/収納箱兼用の専用木製標本箱が付属します。

*******
ガラス造形作品「あの海を想う」シリーズ
制作時期:2025年6月
大きさ:41mm x 34mm x 22mm
材質:鉛ガラス・一部ソーダガラス(佐竹ガラス)
*******


「潮のまにまに」2025

海をつまみ上げたイメージの雫型のガラス作品。通称「海袋」。
アカクラゲ1個体とミズクラゲ5個体が波に揺られて漂っています。
*撮影用に立てていますがこの作品は自立しません。

いつもは表面に海藻のホンダワラを浮かべてますが今回はクラゲたちだけのシンプルな構成になっています。


ぷりっと大きめの雫です。

紐で提げて持ち歩いて、周りの景色を写し込んでも良い感じです。

この作品には吊るし型の専用展示台が付属します。
 

*******
ガラス造形作品
制作時期:2025年6月
大きさ:45mm x 33mm x 23mm
材質:鉛ガラス・一部ソーダガラス(佐竹ガラス)
*******


今月のGlass2Hオークションの入札日は6月21日(土)です。
紹介したガラス作品2点の入札終了時刻は
・「潮のまにまに」・・・21:30
・「浜辺の石ころ」・・・21:45
です(自動延長あり)。

また、今月はコレクターさまからも僕の作品「バイカモの陰で(白鯰)」が1点出品されています(グラスタウン代理出品)。こちらの終了時刻は21:15です。

それでは今月のオークションもどうぞよろしくお願いいたします!
→ Glass 2H