Glass Works 3
生物記録系トンボ玉作品
水球シリーズ
この水球シリーズの共通イメージは「水中で浮遊生物が大量発生して生命が溢れる様子」。
クラゲは代表的な浮遊生物なのでクラゲシリーズと同じモチーフが多いですが、こちらは水や光をより強く意識した作品になっています。
玉の大きさは 26mm〜29mm ほど。
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「 水 海 月 」
種：ミズクラゲ 成体とエフィラ
（Aurelia aurita）
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- 「水海月」（2015年制作）：海中にあふれる無数のミズクラゲたち。転がすと透過光がキラキラと綺麗に揺らめきます。
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- 玉の表面にはエフィラ幼生が浮かんでいます。
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- 透明な玉なので中のミズクラゲを様々な角度から眺めることが可能です。
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- 「水海月」（2009年制作）：初期の作品。これまでに無いくらいシンプルかつ繊細なデザインを目指しました。
「 赤 海 月 」
種：アカクラゲ 成体とエフィラ
（Chrysaora pacifica）
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- 「赤海月」（2015年制作）：アカクラゲの群れ。 春から夏に大量発生することがあります。 表面にはエフィラ幼生も漂っています。
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- 傘にある縞模様がアカクラゲの特徴。
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- 「赤海月」（2013年製作）：色や模様にはかなりバリエーションがあります。
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- 「赤海月」（2010年制作）：こちらはまだエフィラ幼生が入っていない旧バージョン。
「 蛸 海 月 」
種：タコクラゲ
（Mastigias papua）
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- 「蛸海月」（2014年制作）：夏から秋に港湾内の表層に現れた大量のタコクラゲたち。
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- 球の中のタコクラゲは傘の直径が5mm程の極小サイズ。（実物は成長すると傘径20㎝を超える比較的大型のクラゲです）
「 紅 海 月 」
種：ベニクラゲ
(Turritopsis sp.)
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- 「紅海月」（2017年制作）：たくさんのベニクラゲが漂う玉。
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- ベニクラゲは若返りの能力を持つことで有名な不老不死のクラゲです。
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- ベニクラゲ類には数種が含まれていて、この作品のモチーフに選んだのは口柄が紅く触手をたくさん持った北日本型のベニクラゲ。
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- 透明な体に紅い口柄がよく目立つ可愛いクラゲ。
「潮のまにまに」
種：ミズクラゲ、アカクラゲ、
ホンダワラ類の一種
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- 「潮のまにまに」（2015年制作）：海面に浮かぶ流れ藻（ホンダワラ類）とその下を泳ぐ無数の海月たち。港などでよく目にする光景です。
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- アカクラゲとミズクラゲが群れる本州の港湾内の景色です。
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- 大量発生がテーマの「水球シリーズ」になりますが、かなり「自然環境シリーズ」の要素も入った作品です。
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- 直径28ｍｍのこの玉の中にはアカクラゲ3個体、ミズクラゲ11個体が漂っています。
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