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海藻の森&バイカモの陰で

2026年最初のGlass2Hオークションに出品したガラス作品2点を紹介しますね。
2点とも自然環境シリーズの生物記録系トンボ玉作品です。


「海藻の森」2026

カサノリなどの小さな海藻類が繁茂する春の沖縄の浅瀬。

そんな海藻の森を記録した自然環境シリーズのトンボ玉です。

カサノリ・センナリヅタ・ウスガサネ・マガタマモなどが茂る海藻の森にハナミドリガイ(ウミウシの仲間)やサナダヒモムシが暮らしている光景。

浜比嘉島の海岸に何年も通って、一つの潮溜まりで観察した生き物たちを環境ごと再現した作品です。

トンボ玉作品「海藻の森」は2018年と2021年に制作・販売して以来本品が3点目の販売になりますが、今回は中に入っているウミウシをホンクロシタナシウミウシからハナミドリガイに変更しています。
2023年の現地観察で初めてハナミドリガイを見つけ、2024年に「海藻の森」と同じテーマであの海を想うシリーズの「漂着電球」を制作した際にハナミドリガイを初めてガラスで作りました。
ハナミドリガイは色彩変異の多いウミウシですが、僕が直接見た色味の個体をほぼそのままのサイズで再現しています。

 

このトンボ玉には収納・展示用の木製標本箱が付属します。

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生物記録系トンボ玉作品・自然環境シリーズ(海水域)
制作時期:2026年1月
サイズ:31mm* x 27mm、穴の直径:3mm
材質:主に鉛ガラス、一部ソーダガラスを使用(佐竹ガラス)
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* トンボ玉の大きさ30mm以下を目指して作っていますが、本品は高さ31mmで少しだけオーバーしてしまいました(汗)。


「バイカモの陰で」2026

約2年ぶりに制作した自然環境シリーズのトンボ玉「バイカモの陰で」です。

バイカモが揺れる夏の清流を若いナマズたちがゆったりと泳いでいる光景を再現した作品。
僕がガラス作家になった2008年からほぼ同じデザインで作り続けているレギュラー作品的なトンボ玉ですが、近年は他の作品と同様に1〜2年に1点程度の制作頻度になっています。

僕のナマズの表現方法にはいくつかのバリエーションがありますが、今回は小さな眼がついたパーツで構成しています(前回制作したのは眼が無く質感がより滑らかな初期タイプのナマズでした)。

 

このトンボ玉には展示・収納兼用の木製標本箱が付属します。

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生物記録系トンボ玉作品・自然環境シリーズ(淡水域)
制作時期:2026年1月
サイズ:28.5mm x 28.5mm、穴の直径:3mm
材質:主に鉛ガラス、一部ソーダガラス(佐竹ガラス)
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これらの作品は今月のグラス2Hオークションに出品しています。
入札日は1月22日(木)。
各作品の入札終了時刻は

・「バイカモの陰で」・・・21:45
・「海藻の森」・・・22:00

です(どちらも自動延長あり)。

また、今回のGlass2Hにはコレクターさま所蔵の僕のガラス作品「分解」がグラスタウンから代理出品されています(入札終了時刻は21:30)。
この「分解」は2018年のオークションに出品された企画モノの作品で、銅製のリングに緑青を発生させて時間をかけて制作した特別仕様の展示台が付属しています。
当時の作品紹介記事はこちらです↓

ガラス作品「分解」

それでは、本年最初のオークションもどうぞよろしくお願いいたします!