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ペルム紀幻影&アマビエさま

今月のグラス2Hオークション用に制作した作品を紹介します。

「ペルム紀幻影」2020

久々に制作したディプロカウルスです(古世代ペルム紀の北米に生息していた両生類の絶滅種)。これまで空想系トンボ玉作品として何点か制作していますが、今回は初めて穴のないガラス造形作品として創ってみました。
トンボ玉作品の3cm以内という制約もなくなったので、少しだけディプロカウルスもゆったり泳いでいます(大きさ:33.5mm x 28.5mm x 20.0mm)。

全体の石ころ感もとてもいい感じ。化石周辺の石には化石クリーニング時のエアチゼルの鏨痕も再現してます。

生時のディプロカウルスの姿は化石のものと比べて少し成長しているようで、頭部の幅がより広くなってます。そして肉眼では殆ど見えませんが、顔を拡大してみると眼が全然かわいくない…(汗)。

化石から絶滅した生き物の生時の姿を想うという行為をそのまま形にしたこの作品は「あの海を想う」シリーズと通ずるものがあります。デザインも「あの海を想う -浜辺の石ころ-」とよく似てますが、淡水棲のディプロカウルスでは「あの海」作品にはなりませんので…😅

今月のGlass2Hオークションの入札日は4月23日(木)です。
このガラス作品「ペルム紀幻影」入札終了時刻は21:30となっております(自動延長あり)。
どうぞよろしくお願いいたします!

今月のグラス2Hは出品作家3名で作品も3点だけとかなり少なめですね。これも新型コロナウィルスの影響かな…とか色々考えてしまいます。
世の中本当に大変な時ですが、こんな最中に僕の作品を落札してくださった方には感謝の気持を込めてスペシャルなミニ作品「アマビエさま」をプレゼントいたしますっ!

オークションのプレゼント作品 
ミニミニサイズの「アマビエさま」

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当サイトのInformation欄にあるように、只今グラスタウンCo展で「コロニコ展覧会」(コロナウイルス外出自粛でもお家の中でニコニコできる展覧会)というイベントが進められております。とても町長さんらしい新しい試みです!
礒野昭子さんのサイトでこの展覧会をわかりやすく説明してくださってますね。
コロニコ展覧会に思うこと

僕も町長さんに声をかけていただいてこの展覧会用の作品を2点出品しているのですが、その出品作品が妖怪「アマビエさま」。
僕も今月福岡で開催予定だった個展が新型コロナウィルスの影響で中止になり悲しい思いをしていましたので、新型コロナ終息を祈って困ったときの妖怪頼みで普段作らない妖怪さまを作ることにしました。

↓こちらの2点がコロニコ展覧会に出品中の「アマビエさま」2点。

オークションのプレゼント作品はこれら2点よりも小さくてシンプルなデザインで、試行錯誤の過程で生まれたものになります。

ではでは、今月のグラス2Hオークション出品作品「ペルム紀幻影」(+みにみにアマビエさま)、どうぞよろしくお願いいたします!