今月のGlass2Hオークションは12月24日(金)、クリスマス・イブが開催日です。これが本年最後の作品販売になりますっ。
今回出品した自然環境シリーズのトンボ玉2作品を以下に紹介しますね。2点とも沖縄ではなく内地の環境を記録した玉です。
「一粒の潮だまり」特別版
僕のトンボ玉の代表作「一粒の潮だまり」にアオウミウシを加えた特別版の作品です。
本州の潮だまりの光景を再現したトンボ玉。玉の中にはアオウミウシ、シロウミウシ、ケヤリムシの仲間、ニホンクモヒトデ、イトマキヒトデ(若齢個体)、タテジマイソギンチャク、ミズクラゲなどが暮らしていて、表面の岩にはたくさんのシロスジフジツボが付着しています。
本州で最もメジャーなウミウシの一つがアオウミウシですが、僕のガラス作品に登場するのはこれが初めて(似たウミウシはいくつか作ってますけど)。
この作品に入っているシロウミウシとアオウミウシはどちらも僕が住んでいる沖縄では見かけない種類です。「一粒の潮だまり」は本州や九州の海がモデルなのでパッと見て生き物の種類から沖縄の海ではないと分かってもらえる種構成になってます(イトマキヒトデも沖縄では見かけないヒトデ)。
いろんな方向から覗き込んで楽しめる小さな潮だまり。
いつものトンボ玉の大きさですが、ウミウシ2匹に他の生物たちもたくさん入ってなかなかの情報量を持った作品です。
展示・収納兼用の木製標本箱が付属します。
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生物記録系トンボ玉作品 自然環境シリーズ(海水域)
制作時期:2021年12月
大きさ:28mm x W28mm(フジツボを含まず)、軸穴の直径:3mm
材質:鉛ガラスに一部ソーダガラス(佐竹ガラス)
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「ベニテングタケの秋」2021
温帯以北の秋の森の光景を再現したトンボ玉。シラカンバの木の根元にベニテングタケ(成長したキノコ3本と若いキノコ2本)が佇んでいて、秋風に紅葉が舞っています。
小さい秋♪
この玉はオークション専用の特別版ではなく過去に同デザインで複数制作している通常版の作品です。
展示・収納兼用の木製標本箱が付属します。
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生物記録系トンボ玉作品 自然環境シリーズ(森林域)
制作時期:2021年12月
大きさ:H28mm x W22mm、軸穴の直径:3mm
材質:鉛ガラスに一部ソーダガラス(佐竹ガラス)
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明日(2021年12月24日・金)開催のグラス2Hオークション、
僕のガラス作品2点の入札終了時刻は
・「ベニテングタケの秋」….21:45
・「一粒の潮だまり」特別版…. 22:00
です(どちらも自動延長あり)。
それでは、本年最後のオークションもどうぞよろしくお願いいたします。
今年は抽選販売をあまり実施できず申し訳ありませんでしたっ。
2022年1月中に新年最初の抽選販売を予定していますのでそちらもよろしくお願いいたします〜。