空想系トンボ玉作品(その他)
空想上の題材を再現したものや妄想から生まれたものなど、様々なコンセプトで自由に創作したトンボ玉たちです。
「 ペルム紀幻影 」
2013年制作(上・下)
「 キノコ培養器 」
様々なキノコを一度に育てることができる観賞用キノコ培養器。キヌガサタケ, マメザヤタケ, ベニテングタケ, ネナガノヒトヨタケ, アミガサタケ, スジオチバタケ, キソウメンタケ, ベニナギナタタケ, シロソウメンタケ, アリノタイマツなど10種類ほどのキノコが入っています。
この「キノコ培養器」は僕の妄想による架空の培養器で、同タイトルの絵画作品をトンボ玉で表現してみたものです。キノコを観賞用に育てるという文化がもっと発達してもいいんじゃないかと理想的な培養器なるものを空想してみました。
旧約聖書の「創世記」に登場する巨大建造物「バベルの塔」。雲を突き抜けてそびえ立つ未完成の塔を小さな玉の中に再現しました。人類が天に達する巨大な塔を共同作業で建設していたところ、神が怒って人々の言語を混乱させ建設を中止させたという世界中の多言語の誕生に関するお話です。
建造物が題材なので他の作品と比べるとちょっと異質に見えますが、ヒトが作った構造物はアリ塚やトリの巣と同類のものです。ヒトという生物の活動を記録した作品。
「 バベルの塔 」
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